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カテゴリー【DebianFreeBSD
【Debian】タイムゾーン設定と時刻同期【FreeBSD】
POSTED BY
2023-10-24

Debianには最初からtimedatectlが組み込まれているが、社内環境等、外へのアクセスが制限されている環境の場合、自動同期できず時計が狂うので、明示的にNTPの場所(ここでは社内)を設定する必要がある。

タイムゾーンがJSTでないなら以下コマンドで設定する。

timedatectl set-timezone Asia/Tokyo

timedatectl status
Local time: Fri 2019-11-22 09:14:14 JST
           Universal time: Fri 2019-11-22 00:14:14 UTC
                 RTC time: Fri 2019-11-22 00:16:56
                Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
System clock synchronized: no
              NTP service: active
          RTC in local TZ: no

外へ取りに行けず、時刻が狂っている。
/etc/systemd/timesyncd.conf に社内NTPサーバを明示的に指定する。
コメントアウトされている

[Time]
#NTP=

を、

[Time]
NTP=ntp.local.example1155.jp

などとする。

再設定・自動起動設定

timedatectl set-ntp true
systemctl restart systemd-timesyncd
systemctl enable systemd-timesyncd

としたら、再度

timedatectl status
Local time: Fri 2019-11-22 00:20:50 JST
           Universal time: Thu 2019-11-21 15:20:50 UTC
                 RTC time: Thu 2019-11-21 15:20:50
                Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
System clock synchronized: yes
              NTP service: active
          RTC in local TZ: no

無事時刻が設定されている。

FreeBSDはVMWareのvmdkから始めた場合時刻関係は何も設定されていない。まずタイムゾーンを東京に設定する。

cp /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime

次にNTPを入れる

# インストール
pkg install ntp

# /etc/ntp.confにserver追加
server ntp.nict.jp iburst
server ntp1.jst.mfeed.ad.jp iburst

# /etc/rc.conf に起動設定追加
ntpd_program="/usr/local/sbin/ntpd"
ntpdate_program="/usr/local/sbin/ntpdate"
ntpd_enable="YES"

# 1度だけ手動で時刻合わせをする
ntpdate -u ntp1.jst.mfeed.ad.jp

# サーバー起動
service ntpd start

# しばらく待ってから同期状況確認
ntpq -p

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