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カテゴリー【C/C++
【C/C++】小数点以下の切り捨て・切り上げ・四捨五入
POSTED BY
2023-01-11

doubleで精密な計算をした後、intへ入れて使う場合、小数点以下をいずれか処理して代入するのが普通である。
切り捨て、切り上げ、四捨五入を行う標準関数がmath.hに用意されているので利用する。以下サンプル。

C/C++decimal_point.cGitHub Source
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <string.h>
#include <math.h>

int main(void) {

  double a = 1.5;

  /* 切り捨て */
  printf("floor=%lf\n", floor(a));

  /* 切り上げ */
  printf("ceil=%lf\n", ceil(a));

  /* 四捨五入 */
  printf("round=%lf\n", round(a));

  return 0;
}

コンパイル、実行結果

gcc decimal_point.c -lm

./a.out

floor=1.000000
ceil=2.000000
round=2.000000

mathライブラリを使用するため、-lmとしてリンクしている。

1.5が、それぞれ期待する方法で小数点を処理しゼロになっていることが確認できた。
あとは結果を(int)などとキャストすればint型にして以降使える。

なおintで使うことが決まっており、かつ切り捨てであればfloorは不要で(int)aといきなりキャストしてしまったほうが早い。

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