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カテゴリー【DebianWindowsFreeBSD
LinuxからWindowsの共有フォルダをマウントする
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2023-03-20

1、Windowsで共有したいフォルダを右クリックしてプロパティ→共有→このフォルダーを共有するにチェック。
ここでは、C:\Users\hogeuser ホームフォルダを選択したものとする。
アクセス許可を好みに設定してOKで閉じる。

WindowsのIPアドレスを調べておく。コマンドプロンプトを開いて

ipconfig

IPv4 アドレス: 192.168.1.111

固定IPを割り当てておくのが望ましい。
コントロール パネル\ネットワークとインターネット\ネットワークと共有センター
イーサネットで「プロパティ」→「インターネットプロトコルバージョン4」→「プロパティ」で割り当て。

2、ここからLinux。Sambaがインストール済みであること。

mount.cifsを使えるようにする。

# Debian
apt install cifs-utils 

# Redhat
yum install cifs-utils

3、Windowsへのログイン情報ファイルを設置する。

/etc/samba/credentials

username=hogeuser #<windows username>
password=hogepass #<windows password>
</windows></windows>

4、マウント用のディレクトリをLinux側に作成。

/mnt/winhome とする。

sudo mkdir -p /mnt/winhome

5、Linux側の自分のアカウントのuid,gidを把握しておく。

/etc/passwdでわかる。

cat /etc/passwd

hogeuser:x:1051:1051:hogeuser,,,:/home/hogeuser:/bin/bash

uid,gidともに1051である模様。

6、マウントした時のWindowsファイルの見え方(パーミッション)を決める。

自分は、ファイルは0644(-rw-r--r--)、ディレクトリは0755(dr-xr-xr-x)としている。

7、以上の情報をもって、マウントする。

mount -t cifs -o credentials=/etc/samba/credentials,uid=1051,gid=1051,file_mode=0644,dir_mode=0755,vers=2.1 //192.168.1.111/hogeuser /mnt/winhome

成功すれば/mnt/winhomeが自分のアクセス権限でWindowsのホームフォルダが見えるはずである。

8、起動時マウント fstab を設定する

/etc/fstab

//192.168.1.111/hogeuser /mnt/winhome cifs rw,credentials=/etc/samba/credentials,_netdev,x-systemd.automount,uid=1051,gid=1051,file_mode=0644,dir_mode=0755,vers=2.1 0 0

と記述して、再起動してみて自動マウントできているか確認する。

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