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カテゴリー【iPhone/iPadMacOS
【Xcode】Provisioning profile doesnt include the currently selected deviceの対処法
POSTED BY
2023-08-02

旧実機では問題なかったが新しい実機をXcodeに接続してビルド→実行しようとしたら表題のエラーが出て止まる。
これは、グループでデバッグする用途の、Ad-Hoc Apple DistributionのProvisioning profileで起こりうる。
このProvisioning profileは、その中に実行を許可するiPhoneの一覧情報が組み込まれているのだ。
つまり、あなたが選択したProvisioning profileにそのiPhoneは入ってませんよという意味になる。
よって、Apple Developer Programサイトにて、このProvisioning profileにそのiPhone実機の情報を手動で登録する必要がある。

iPhoneのUDIDの確認とデバイス登録

デバイスを接続した状態で、

Xcode→Window→Devices and Simulators→Identifier:がUDIDです。これをコピーしておく。

https://developer.apple.com/account/resources/devices/list

にアクセスし、「+」ボタンで新規登録画面を開く。

Register a New Device

Platform: iOS etc
Device Name: 適当につける hogeusersiPhoneSEとか
Device ID (UDID): 上記Identifierを貼り付け

Continue→Registerで完了。

Provisioning Profileにデバイスを追加登録する

https://developer.apple.com/account/resources/profiles/list

から、対象のProfileを開く

Review Provisioning Profile→「Edit」

ここで「Devices」の状況を見ると、さきほど新規登録したDeviceは当然チェックされていないはずだ。
(128 of 129 item(s) selected)などとなっているはず

ここで「Select All」とそのデバイスを含めて全選択し直すか、そのデバイスのチェックを入れる。

そして「Save」して保存する。Xcodeでの自動ダウンロード更新を行うので、あえてファイルをダウンロードはここではしなくてOK。

証明書自体は変更は無いので、「キーチェーンアクセス」や「Xcode→Settings→Accounts」は変更不要。

Xcodeに戻って際ビルド→Profileの更新

Xcodeに戻ってデバイスを接続した状態でもう一度「Run」してみる。同じエラーになって止まるはず。

しかしここでTARGETS→Singing & Capabilities画面に行くとprofile is out of dateとなっており「Update」ボタンが出現しているはず。ここでUpdateとしてProfileを更新する。

もしくはApple DeveloperでファイルをDownloadとしてXXXX.mobileprovisionファイルをダウンロードしておいて、XcodeのProvisioning Profileプルダウンで「Import Profile...」でそのファイルを指定しても同じように更新できるはずだ。

再デバッグ

今度はRunでビルド・新しい実機での実行が問題なくできるはずだ。

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