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カテゴリー【PostgreSQLDebian
ソースから任意の場所にインストールしたPostgreSQLにPostGISをソースからインストール
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2023-04-21

PostgreSQLで位置情報型GEOGRAPHY,GEOMETRYを使うにおいては、PostgreSQLもPostGISもパッケージからインストールしたが、今度は両方とも最新版をソースコードからインストールする。

PostgreSQLのソースからインストールはどこにでも載っているので簡単に。ここでは/usr/local/pgsql以下にインストールするものとする。

sudo -s

apt install build-essential libssl-dev libreadline-dev zlib1g-dev

wget https://ftp.postgresql.org/pub/source/v13.2/postgresql-13.2.tar.gz
tar xvfzp postgresql-13.2.tar.gz
cd postgresql-13.2

./configure --prefix=/usr/local/pgsql
make
make install

問題はPostGISで、必要な外部ライブラリが多く、またPostgreSQLが入っているカスタムインストール先を手動指定する。以下公式ページに情報あり。

https://postgis.net/docs/manual-dev/postgis-ja.html#PGInstall

sudo -s

apt install libproj-dev libxml2-dev libjson-c-dev libgdal-dev libprotobuf-dev libprotobuf-c-dev protobuf-compiler protobuf-c-compiler

wget http://postgis.net/stuff/postgis-3.2.0dev.tar.gz
tar xvfzp postgis-3.2.0dev.tar.gz
cd postgis-3.2.0dev

./configure --prefix=/usr/local/pgsql --with-pgconfig=/usr/local/pgsql/bin/pg_config
make
make install

これで、PostgreSQLカスタムインストール先/usr/local/pgsql以下に、コンパイルされたPostGIS一式が無事入った。

あとの使い方はPostgreSQLで位置情報型GEOGRAPHY,GEOMETRYを使うと同じ。

適当なデータベースでスーパーユーザーで、

CREATE EXTENSION postgis;

と打ってエラーが出ずCREATE EXTENSIONとなれば、無事PostGISが使える状態になっている。

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