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カテゴリー【Windows
Windows版PortForwarderで独自の秘密鍵ファイル名で複数ホストで使い分けるには
POSTED BY
2023-05-21

Windows版PortForwarder公式ページ

http://toh.fuji-climb.org/pf/JP/

PortForwarderはポート転送に特化したWindows版SSHクライアントソフトである。

設定ファイルconfig.txtや秘密鍵ファイルid_rsaはPortForwarder.exeと同じフォルダに置く。

config.txtの記述は普通のLinux CUI sshコマンドのものとほぼ同じものが使え、秘密鍵ファイルを指定する

IdentityFile <ファイル名>

も使用できる。このIdentityFile記述が無いと、PortForwarderフォルダにあるid_rsaというファイルがデフォルトとして使われる。

IdentityFileをホストごとに複数使い分ける場合、id_rsa.host1,id_rsa.host2などとファイル名を変えることになるので記述が必要だが、フルパスで記述するとエラーになってしまうので置き場所はPortforwarderフォルダ直下に置くというルールのようだ。

例)
PortForwarderフォルダ
ーーPortForwarder.exe
ーーconfig.txt
ーーid_rsa.host1
ーーid_rsa.host2

よってconfig.txtは以下のように書く。

Host host1
    HostName host1.testserver33.co.jp
    Port 22222
        # hostname or IP address

    User hogeuser
        # username on server. NEEDED

    IdentityFile id_rsa.host1

    LocalForward 169.254.1.1:8080 proxy1.local.testserver33.co.jp:3128

    Compression yes
        # if you need compression

Host host2
    HostName host2.testserver33.co.jp
    Port 22222
        # hostname or IP address

    User hogeuser
        # username on server. NEEDED

    IdentityFile id_rsa.host2

    LocalForward 169.254.1.1:8080 proxy2.local.testserver33.co.jp:3128

    Compression yes
        # if you need compression

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