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Apple Developer Program有料メンバーシップでテストアプリをDeployGateで配信するまで【1】
POSTED BY
2023-07-22

当方の所属する会社では、組織として年間100ドルの「Apple Developer Program」に登録している。この有料メンバーシップは「App Storeにアプリをアップできる」「テスト段階のアプリをメンバーに配布できる」という2つの機能があり、iOSアプリを一般配布するには登録必須となっている。

まず会社から与えられたメールアドレスでApple IDを作成し、そのApple IDを会社の管理者がDeveloper Programに紐付けることで、自分も組織の一員として有料メンバーシップを使えるようになる。今回はここからスタートする。

自分のテストiOSアプリを、DeployGateで他のメンバーに配布するのを目標とする。
そのやりかたは、DeployGate公式の以下ドキュメントを参考とする。

Xcodeを使ったIPAファイルの作成手順
https://docs.deploygate.com/ja/docs/developer-tools/xcode/

iOSアプリ系の仕事はたまに起こって終わっては数年触らないということが当方非常に多く、そのたびにやり方を1から調べることになってしまっていたので、メモできることはしておく。

Apple Developerにログインし状況を確認する

https://developer.apple.com/jp/

の右上「アカウント」をクリック、Apple Developerにサインイン、会社のメアド版Apple IDとパスワードでログイン。忘れたらパスワードリセット。秘密の質問まで全て忘れてしまったなら詰む。

自分は面倒なので2ファクタ認証は行っていない。その他のオプション→アップグレードしない、でスルー。

アカウントのトップページをスクロールしながら確認。重要なのはメンバーシップの詳細

メンバーシップの詳細
法人名
チームID
プログラム
Apple Developer Program
登録タイプ
組織
電話番号
住所
Account Holder
あなたの役割
App Manager
年間登録料
¥12980

自分の役割が「App Manager」以上でなければ、証明書を作ったりAd Hocで自分権限で配信したりができない。Account Holder(管理者)に確認しよう。

次に「プログラムのリソース」→「証明書、ID、プロファイル」→「証明書(英語)」をクリック。このページは

https://developer.apple.com/account/resources/certificates/list

であり、

「Certificates」で今どのような証明書が登録されているか。自分に証明書の作成権限があるか。

「Identifiers」でXCodeからビルドし実機テストしたとことのあるアプリのBundle情報、

「Devices」で実機テスト可能な登録端末(Device ID/UDID)の一覧。これが100台までという制限がある。古いのをそのままにしておくとあっという間に100に到達し、新しい端末でテストできない。その場合管理者に相談して不要な端末登録は削除してもらう。

「Profiles」でXCodeに埋め込んでビルドするためのProvisioning Profile情報。DeployGateで配布するなら、このプロファイルをAd-Hocタイプで作成登録することになるだろう。

Webアカウントページの確認についてはこんなところ。【2】に続く。

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