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カテゴリー【Windows
算定基礎届をe-Govで電子提出する
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2023-07-01

毎年6月、事業所には年金事務所から「算定基礎届」を提出せよ、と封書がくるが、ふざけたことに肝心の基礎届用紙が入ってない&返送用封筒には切手を貼れとか、さすがは年金事務所、何様?

しょうがないのでオンラインで提出しようにもこれが非常に非常に面倒くさかったのでメモ。

まず、GビズID。申請用紙を印刷して印鑑証明書を同封して送れって??誰がそんな面倒な真似をするのか。頭おかしいんじゃないか

こんなもの使わなくても、社会保険届出書作成ソフト+e-Govアプリケーションさえあれば、電子提出できます。GビズIDとかいりません。不要です。

<用意するもの>

・有効な電子証明書が入ったマイナンバーカード(法人代表者・担当者個人のもの)。法人で申請するが、申請物の電子署名は法人代表者の個人カードで行う。e-Taxと同じ。

・届出書作成プログラム

・e-Govアプリケーション

1、まずは「届書作成プログラム」で検索して、日本年金機構HPから同ソフトをダウンロード・インストールします。

2、届書作成プログラムを起動し、被保険者情報を編集する→画面で編集する→「追加」で、被保険者の情報を追加していきます。「拡張情報」タブで、直近3ヵ月の支給額等の入力をします。つまりここで算定基礎届の内容をも入力することになります。

3、「保存終了」して、「届書を編集する」→「最初から」→「算定基礎届」のタブをクリックして「追加」、被保険者整理記号のところにある左右の矢印をクリックすると、さきに登録してある被保険者が出てくるので、確認して「登録」「入力終了」します。

4、メニューバー「提出ファイル作成」→「電子申請用ファイル」をクリックして保存先をデフォルトでそのまま保存する。提出日、提出先が年金事務所になっているかチェック。ここでの「保存先フォルダ」に、提出用CSVファイル本体「SHFD0006.CSV」が出来上がるので中身を確認しておく。このファイルを、あとでe-Govアプリから添付ファイルとしてアップロードすることになる。

5、CSV送信総括表のイメージが出てくるので、「印刷」→プリンタをPDF出力の、「Microsoft Print to PDF」などとして、PDFでこの帳票イメージを保存しておく。

6、ここまでで届出書作成プログラムの役割は終了。続けて「e-Gov」で検索して、e-Gov電子申請HPへ行き、利用開始登録(その場でメールアドレス&パスワードで即時登録)をして、e-Govアプリケーションを起動する。

7、「手続検索」で「算定基礎届」をキーワード検索すると、「健康保険・厚生年金保険被保険者報酬月額算定基礎届/70歳以上被用者算定基礎届(CSVファイル添付方式)(2020年12月以降手続き)/電子申請」が出てくるので、入力フォームを開始する。

8、事業所情報を入力、そして5、でPDF印刷しておいたCSV送信総括表を見ながら同じものを手入力する。ここで、「添付書類はありますか」→「電子」にチェックする。算定基礎届CSV本体を添付するからだ。

9、「添付ファイル」をクリックして、「このファイルを申請」にチェックをして、添付ファイル名は「算定基礎届」として、4、で作成したSHFD0006.CSVをドラッグ&ドロップしてファイル登録&アップロードを行う。

10、ここでICカードリーダライタにマイナンバーカードを刺し、入力内容の確認→問題なければ、どれに署名するかが出るので、CSV総括表と、添付算定基礎届に忘れずにチェックを入れておく。

11、PINを入力してください、これがトラップで何のことかわからないが、これはマイナンバーカードの電子署名用パスワードの事である。それを入力する。

12、署名が完了したら、送信画面になるので、送信して完了。マイページで状況を確認する。

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