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カテゴリー【PythonUbuntu
【Ubuntu】プロジェクトごとに複数のPythonバージョンを使い分ける
POSTED BY
2024-04-18

仮想環境を使うお決まりのやりかただが、Pythonプロジェクト(ソースフォルダ)ごとに特定Pythonを閉じ込められるので、システム本体に影響はほぼ出ない。

下準備

パッケージを最新にしておく。

sudo -s
apt -y update
apt -y upgrade
apt -y dist-upgrade
reboot
apt --purge autoremove

サポートソフトウェアのインストール

sudo -s
apt install software-properties-common
add-apt-repository ppa:deadsnakes/ppa
ENTERキーを押して続行

パッケージDB更新

apt update

インストール可能なPythonバージョンの確認

apt list python3.*

欲しいPython本体と仮想環境ツールのインストール

たとえばPython3.8が欲しいのであれば、

apt install python3.8 python3.8-venv python3.8-dev python3.8-distutils libpython3.8-dev

とする。/usr/bin/python3.8がインストールされたはず。

Pythonプロジェクトフォルダを作成しそこに仮想環境を作る

Python3.8で作業したい、仮にpytest38、pytest38.pyとすると、

mkdir pytest38
cd pytest38
python3.8 -m venv venv

などとする。pytest38/venvフォルダができあがる。

Error: Command returned non-zero exit status 1などとエラーが出てしまう場合はこちらを参照。

仮想環境での作業を開始

以下のようにする。

source ~/pytest38/venv/bin/activate

そうするとPythonは仮想環境として指定したもの=python3.8が使われる。プロンプトに(venv)とつくはず。

python3 -V
Python 3.8.19
pip3 -V
pip 23.0.1 from /home/hogeuser/pytest38/venv/lib/python3.8/site-packages/pip (python 3.8)

システムにインストールされているpython3は3.10であるのに、仮想環境下では正しく3.8が使われていることが確認できる。
あとはこのフォルダ内にpytest38.pyなどを作ってpython3.8のコードを書くだけ。

仮想環境での作業を終了

deactivate

と打てば抜ける。

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