2023-04-20
普通に新規「インスタンスを起動」でNVMe SSD仕様のコンピューティング最適化(c6gd)・メモリ最適化(r6gd)インスタンスを選択しようとしても、グレーアウトしており選択することができない(作成できない)。
どうしてなのかずっと不明だったが、なんてことはなかった…、
AWSの仮想マシン(インスタンス)タイプ一覧
https://aws.amazon.com/jp/ec2/instance-types/
ここの「コンピューティング最適化」「メモリ最適化」のインスタンスの特徴に、
Arm ベースの AWS Graviton2 プロセッサを使用します。
と書いてあるではないか。
つまり「インスタンスを起動」の直後のファーストステップ
ステップ 1: Amazon マシンイメージ (AMI)
で、どのOSでも構わないから「64ビット(Arm)」のほうを選択すればいいだけである。
Amazon Linux2でないとダメとかはなく、普通にDebian 10 BusterでもArmを選択できる。
ステップ 2: インスタンスタイプの選択で、今度はコンピューティング最適化、メモリ最適化のインスタンスが選べるようになる。(r6gd.2xlargeやc6g.4xlarge)
インスタンスの料金一覧
https://aws.amazon.com/jp/ec2/pricing/on-demand/
たとえば汎用インスタンス
c5.2xlarge 8 39 16 GiB EBS のみ 0.428USD/時間
c5.4xlarge 16 73 32 GiB EBS のみ 0.856USD/時間
だが、Armの最適化インスタンスなら
r6g.xlarge 4 該当なし 32 GiB EBS のみ 0.2432USD/時間
r6g.2xlarge 8 該当なし 64 GiB EBS のみ 0.4864USD/時間
r6gd.xlarge 4 該当なし 32 GiB 1 x 237 NVMe SSD 0.278USD/時間
r6gd.2xlarge 8 該当なし 64 GiB 1 x 475 NVMe SSD 0.556USD/時間
と、ほぼ倍のスペックを同料金で使うことができる。
しかしながら、ArmでもサポートOSならそのまま入っているが、サーバーソフトがソースからエラーなくコンパイルできるか、またX86と変わらぬrpmパッケージがそのまま入るかどうか、それは各ソフトのサポート状況による。
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